モーリス W-50

【好きな人にしか分からないギター考察】
憧れのタカミネTDP561Cをゲットし、いろんな意味でまたギターと向き合ってみようと日々楽しく勉強している昨今。
前にも登場しましたが、我がコレクションの中でも最古(あえてビンテージと呼ぼう)の1本がモーリスW-50(しかもちょいとハイグレードとされるTFシリーズ)。
T.F Series W-50は1978年〜1981年の短い間しか生産されていなかったそうです。
1978年初期製はトップ材にスプルース単板が使用されていたらしい。....が、1979年後半からトップ板はスプルースの合板に変更されたそう。
我が相棒を良く見てみるとトップ材はスプルース単板ではなくスプルース合板のよう。
この時代のシリアルNo.は正確な年代を把握出来ないらしいのでおそらく1980年(正確には1979年後半)〜1981年に作られた個体。
ちなみに1981年(昭和56年:当時わたくし9歳)と言えば、

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ってな年です。
この時にこのギターは生まれたわけです。
9歳と言えば小学3〜4年生。
わたくしがクラスメートの丸い顔した挑発的な女子に『フグ❗』と言ってしまったことで担任の先生に『女の子にフグ❗なんて言うんじゃありません❗』とこっぴどく叱られていた時代です。
生ギターだけにとても鳴りも良く、弦高も低いのでまず弾きやすいし良い音が鳴ります。あちこち傷があり、今はもっぱら息子の練習機となってますが末永く大切にしていきたい1本です。
[:W400]