陳列品

小学生の頃“空気銃”が流行りました。今で言う玩具のエアガンですが当時はガスを充填してBB弾を撃つエアガンではなく、前方後円墳みたいな弾を撃つおもちゃピストル。その後ガス充填のBB弾式へと移行していくんですが、この時期たまらなくピストルにハマっちまったんですね(≧∇≦) それで買った本がこれ。

ピストルの歴史や構造・性能も含め、いろんな種類のピストルが紹介されていて当時の僕にはまさに愛読書でした。今でも鮮明に覚えてるんですが、この本見てると何故か凄く癒されたんです(笑)ピストル見て癒されるなんてのはおかしな話ですけどホント見てるだけでマッタリしてました。よっぽどハマってたんでしょうねぇ。本物を撃ってみたいとは思わなかったので、フォルムやメカニズム自体にハマっていたようです。
ルパンが使ってたワルサーP38なんてのは空気銃以前の銀玉鉄砲のモデルだったのでイマイチ好きにはなれませんでしたが、ダーティハリーが愛用していた44マグナムなんかはめちゃくちゃカッコイイと思ってました。尺取り虫なんて呼ばれたルガーも変わったピストルだなぁと思ったり。見るもの見るもの刺激的でした。
そんな中、空気銃(前方後円墳弾)としても、エアガン(BB弾)としても思い入れがあったのがこの2丁。
まずはこれ“コルトパイソン357マグナム”

1956年にコルト社が開発した大型リボルバー。「リボルバーロールス・ロイス」とも呼ばれちゃったりしてるピストルです。
基本的にはオートマチックではなくリボルバーが好きなんですが、その中でもこのパイソン357は堪りません(≧∇≦) ベンチレーションの付いた銃身が特徴で、このシルエットが僕の中のキング・オブ・リボルバーです。そして銃身は6インチ。4インチでは短すぎ、8インチではパイソンとしては長すぎる。この6インチが絶妙なシルエットですねぇ。ホント素晴らしい(`∇´ゞ

そして唯一オートマチックで思い入れあるのがこちら“コルトウッズマンマッチターゲット”

競技用で使われるピストルです。なんで思い入れあるのかと言うと、始めて買った空気銃がこのウッズマンだったんです。子供の頃ですからそうそう何丁も買えないわけで、持っているピストルが要は“愛用”ってやつになっちゃうんです。当時はオートマチックが珍しくて買ったウッズマンでしたが、やっぱりリボルバーの魅力にハマりその後44マグナム(これは何と言おうと8インチ!)買いました(笑)
そんなこんなで大人になってからモデルガンで思い入れのこの2丁を購入し、我が家の数少ない陳列品のひとつになってます( ̄∀ ̄)