俺の流儀

プロフェッショナルとは…決められた時間内に120%の仕事をこなせる事

様々な職種があり、様々な事業体系がある。どんなプロジェクトであろうと各分野がチームを組んでひとつの目的に向かって進んでいるのだ。沢山の関係者が携わっているプロジェクトもあれば1対1のプロジェクトもある。長い年月をかけて答えを導くプロジェクトもあれば短期間のうちに答えを出さなければいけないプロジェクトもある。もちろんそこにはそれぞれの理想や理念がある。それを掲げるのは素晴らしい事だ。
ただ・・・全てにおいて決まった期間もしくは時間内にこなせなければ理想や理念は単なる夢や絵空事に過ぎない。
よほどその仕事に向いていない限りは誰だって時間をかければ良い仕事は出来る。しかしひとつの仕事に自分以外の様々な関係者が携わっている以上、時間はエンドレスではないのだ。
僕の仕事で言えば、仮に10分納品が遅延したとしたとする。撮影やイベント、試合などがたった1人の遅延のせいで全てが遅れ込んでしまう。細かい話ではあるが、たった10分の遅延で、待機しているスタッフや運営に携わっているスタッフの人件費、運営にかかる諸経費に莫大な損益が生じてしまうのだ。
だからどんなに厳しい製作時間を課せられたとしても引き受けた以上は1分たりとも遅延は許されないのである。
どんな業種であれ、決められた期日、時間内にきっちりした仕事をこなす…これがプロであり暗黙のお約束なのだ。仕事内容だけでなく、携わっているスタッフ、はたまたその背景にある家族も含め責任を負うというのが真のプロフェッショナルではないだろうか。“〇〇のため”と自分の理念のために多勢の犠牲を辞さない人も見受けるが、それは自分の力量不足を〇〇のためと言い訳しているに過ぎないのだ。
決められた期日、時間内に120%の仕事をこなす…真のプロフェッショナルであれ!