一期一会

誰しも生まれて来る時、そして先祖の村へ還る時はまぎれもなく1人ぼっち。自分の足で立ち、自分の頭でモノを考えるようになった時からいろんな人との縁が生まれる。幼少期から妙に仲が良くいまだに付き合いがある場合もあれば、全く見ず知らずだったのに、ひょんな事から親しくなる場合もある。逆に長い付き合いだったのがふとした事で疎遠になる場合もある。すべては良縁であるか良縁でないかという一点だ。
良縁とはロングレンジの一期一会。
悪縁はショートレンジの一期一会。
それは家族、友達、恋人、仕事、すべての出会いにおいて同じ事。
家族という単位に中に生まれ、巣立ち、そして新しい出会いの中で家族を持ち次世代に継承される。その永遠ではなく決して長い時間ではない一生の間にどんな一期一会にめぐり合えるのか、どれだけ良縁という財産に出会えるのか。それに気付くか気付かないかで人生は大きく変わるのではないでしょうか。
当たり前に思っている事が実は当たり前では無いという事を考えた時、自分が留まっていては何も変わらない、始まらないんだという事に気付く。いつどこで誰に出会うかで人は180度人生が変わることがある。ただ、チャンスがあっても自分が動かなければ変わることは出来ない。
全ては一期一会なんだと言う事が大前提。立ち止まらず、ポジティブに進んで行く事が良縁を呼ぶような気がしてなりません。そしてそんな良縁は何事にも換えられない財産です。
最期の1人旅に旅立つその時までそんな良縁に囲まれていられる事が出来たら充分なのではないでしょうか。