餅は餅屋

皆さんテレビが故障したらどうします?
そう電気屋呼んで直してもらいますよね。現場修理が不可能ならメーカーに出します。
車が故障したらどうします?
そう車屋に修理してもらいますよね。
『餅は餅屋』ってやつです。
では体が故障したら?当然病院にかかります。何を当たり前な…と思うでしょう。でもちょいと考えてみて下さい。こと体(健康)の話となると100%の“完治”を前提に考えていませんか?もちろんテレビや車だって“元通り”にしてもらいたくて修理頼みますが、経年等によって買い替えが必要になることはしばしばあります。消耗品ですからね。命は替える事が出来ないから完治は必須?もちろん気持ちは良くわかります。が、人間だって消耗品なんです。角度を変えて考えてみると生まれた時から死に向かって時は流れているんです。治せる病気や怪我もあれば治せないものもある。
それをどうも“病院(医者)は100%治す事が当たり前だ”と思っている人が多々いらしてカンに障る事が多い(-_-#)
病院(医者)は病気や怪我を治す“手助け”をしてくれるだけなんです。自分が努力しないで100%治してくれだの、治らなかったから病院(医者)のせいにするだの丸投げにもほどがあります…と思いませんか? もちろん医療ミスや明らかな手抜き治療によって治るものも治らなかったり、余計酷くなってしまうのは言語道断ですが、体の専門家として最大限の努力をしてもらった上で100%の完治とならないのは仕方ない事。別に病院や医者の肩を持つわけでもないし、単に体の専門家だからと言って『俺はお医者様だから偉いんだ』と勘違いしている輩も沢山いますからそういう暗黙の体質も非常にカンに障ります。が、体のメンテナンスは自分の仕事。それを怠って修理内容に文句をつけるのは悪質クレーマーとなんら変わりありません。餅は餅屋・・されど完璧というものは世の中に存在しません。
なかなか難しい自分のメンテナンス…生モノの扱いだからこそこまめにやりましょう!