頼まれのリングシューズを作りに今年2回目のSIMAへ行ってまいりました。
SIMAスポーツと言えば頭(マスク)から足(シューズ)まで全てこなしてしまう恐ろしく引き出しと懐の深い聖地です。
「社長なら出来るでしょう」と言う一声から靴製作用の機材を仕入れ、見よう見まねでチャレンジしてしまった我が師匠。
類い稀なるチャレンジ精神と器用さは毎度の事ながら感嘆の思いを否めません。
つり込み(専門用語)やマッケイ(専門用語)と言った靴作りの肝心要なポイントは師匠がやってくれます。
6時間くらいで1足仕上がりますが、マスクやコスとは全く別次元の立体造型は出来上がった現物を見ても毎回「すげぇなぁ~」と思ってしまいます。
流石の師匠もその昔機材を入れたは良いが、さぁてどう失敗しながら作っていけば良いんだ！?といきなり壁にぶち当たったそうです。
それから20年。
いまだに履き易さと造型の色気を追及し続ける師匠がいます。
