義祖母の米寿のお祝いで約4年振りに岩手は奥州に行ってきた。
震災後初めての訪問。
岩手の子供達もそれぞれ大きくなり、確実に月日は流れていることを実感。
歴史ある小学校も統廃合で今3月をもって廃校になっていた。
それぞれの環境でそれぞれの時間が流れ、それぞれの日々が過ぎる。
そのそれぞれの時間、それぞれの日常の中でたまに重なるタイムテーブルがとても大事な時間となる。
人生の交差点。
そんな人生の交差点の積み重ねで人生は成り立っている。
『次いつ会える？』
純粋無垢な小さな瞳が純粋に訴える。
いつ何が起こるかわからない…と言う事を痛いほど実感させられ続けている今日この頃。
世界規模でひっそりと、はたまたウソのように堂々と展開される利権絡みの経済、政策、事件……
怒濤の情報操作社会…
そんな汚い世の中とは無縁の小さい瞳と、穏やかな時間が流れている景色にホッとしつつ、日本人の心の故郷はこう言う事なんだよなと再確認した旅だった。
