七草

今日で松の内も終わり。 七草粥食べて無病息災を願うという風習も根源からは姿形を変えて今に至っているようですが、都会じゃ七草粥食べてる人少ないでしょうね。
そもそも最近は元旦からデパートやスーパー等も初売りだなんてやってますけど、僕はあまり歓迎しません。僕が子供の頃なんて元旦なんかどこもやってなかった。コンビニもローソンの前身のサンチェーンがちらほら出来はじめてきたかどうかって頃ですから基本的に三が日過ぎるくらいまでは店なんて開いてない。お節料理に飽きてきて洋風なものが食べたいと思ったって店が開いてないからパンすら食べられないわけです。もちろんちび助の頃だから自分の金でパン買いに行くなんて発想も無かったですけど(笑)
その食材や物資を買い込んでおかないと大変だ!という危機感がいわゆる年末年始の季節感に直結していたような気がしますね。今は元旦から困る事無いですけど、便利になった分だけ年末年始だっていう季節感が無くなってしまった。日本人は働き過ぎだと言われますが、この時期特にそう思います。不便でもいいじゃないですか。松の内いっぱいまでどこも仕事休んじゃうくらいののんびりしたゆとりがあってもいいように思います。
ばっちり仕事始まっていて七草粥だなんて言われても『だから何なのよ』と思ってしまうのは僕だけで?
旗日もそう。ハッピーマンデーとやらでずいぶん月曜に移行されちゃいましたが、それぞれ意味があっての旗日。一体今日が何の休日なのかわからなくなっちゃいます(≧ε≦)なんでもかんでも機能的にしてしまう最近の傾向は季節感をどんどん無くしていってしまってると危機感を覚える今日この頃です。とにもかくにも今日で松の内終了。皆さんのんびりした正月過ごされましたでしょうか。