礼節を重んじ・・

長年SIMAに通う中でいろんな人達を見てきた。
レクチャー生、お客さん、スタイリスト、業界人、ファイターの人達…。
いろんな人達が集まるSIMAのしきたりは至って当たり前の“礼儀作法”。
何ら特別なモノではなく常識的な礼儀作法。
当たり前のようであるが出来ない人達が多い。
ファイターだろうが業界人であろうが一般の人であろうが関係ない。人としてどうかの1点だけ。誰であろうと筋違いな事があれば師匠のお叱りが飛ぶ。でもそれは当たり前の事だ。筋違いな言動を取った人間に対しては某有名電気メーカーだろうが、〇日本プロレスであろうが、K-〇であろうが堂々とケンカをする。『どうぞ私を犬と呼んで下さい』と冗談を言いながらも、作り屋を下に見る奴らには制裁を下す。それは当たり前の事なのだ。
何故ならばそれは人と人の礼儀だから。
一匹狼“自分の腕”で勝負している作り屋にとって譲れない所だ。
『俺はかの有名な〇〇だぞ』
『金払ってんの俺だぞ』
『俺が客だぞ』
こういう人達よくよく見かける。
買い物にしろサービスにしろ元々はモノとモノ、お構いとお構いとの取り換えっこから発したもの。何に対してどれだけの価値を見出だすのかが物々交換を基にした買い物の原点だ。
金を払えば偉いのか?
金を払えば立場が上なのか?
名が知れてるから偉いのか?
勘違いも甚だしい。
金のやり取りや仕事の向こう側には人と人との礼儀がある。
それを蔑ろにされた時は相手が誰であろうと本気で怒る。
当たり前の事だ。
どんな場合であれ絡む以上はきっちり筋通そうや。
SIMAイズムは下町次世代にも受け継いでますぜ。